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下竹田・中通り四つ角
路傍の情熱(一)
ろぼうのじょうねつ
碑身縦長の自然石
高 95㎝、巾 50㎝、厚 35㎝
基壇自然石一段
高 10㎝、巾 70㎝、厚 45㎝
記年銘なし
施主銘なし
中区特別の形に彫ってない
珍しく、男神が向かって左側、女神が右側です。右側が(つまり向かって左側)主座を占めるのが仏教系の特徴です。加えて蓮の花が添い彫りされていることから明らかに仏教系道祖神です。仏教系の道祖神は村内には他に二体(小人のささやき、路傍の情熱の二)見受けられます。蓮の上の極楽浄土で何百年も昔から、これからも永遠に好いて好かれた双神が愛し合っている幸せな道祖神でしょうか。男神は女神の肩をぐっと抱き寄せた上、右足を法衣の裾を広げて待つ女神の両足の間に差し入れ、両神共、情熱のほとばしらんばかりの姿態です。足の指もあらわな裸足の道祖神です。
祭り昔は1月15日頃、子供の祭りとして行われていたそうですが、現在は行われていません。
なし